こんにちはロンピーです。
2021年。40歳の年に何か今まで人生に関係なかった資格にチャレンジしようと、第二種電気工事士の資格を受験しました。
電気工事士という資格は聞いたことはあるけど、電気の専門家の話と思い、自分には関係ないと思っていました。
しかし、思い立って3か月、無事一発合格できたので記録としてブログに残しておきます。
今回は技能試験に特化して、まったく電気工事士試験に無知だった僕が、どのように練習したかをお伝えします。
そもそも電気工事士とは
第二種電気工事士とは一般財団法人電気技術者試験センターによる資格試験です。
この試験に合格することにより、一般住宅や小規模店舗の600V以下で受電する設備の電気工事を行うことができます。
試験は年二回、5~7月頃と10~12月頃に行われ、筆記試験と技能試験に合格し、免状を得ることができます。
筆記試験については別の記事があるので、そちらを参考にして下さい。
技能と聞くだけで、むずかしそうってイメージありません?
まさに技能の勉強が自分の中ではハードルが高く、手探り状態が続きました。
そもそも工具をあまり触ったことすらなかったので。
でも、独学合格がもう1つの目標だったので講習を受けに行くことはやめました。
独学でコツコツ努力をできたのが、合格できた理由かなと今は確信しています。
では、まず何から手を付けたのか。
まず最初にしたことが情報収集でした。
とりあえず電気工事士でググって、技能攻略の方法を考えました。
そこで出会ったのが「HOZAN」という工具を扱う会社がYOUTUBE動画で技能試験候補問題を解説するものでした。
ただ、見始めはまったく知識がなかったので、動画を見てもちんぷんかんぷん。
終わったなと思いましたね。
でも、あきらめませんよ。
YouTubeを見ることで、自分の勉強の方針が固まりました。
それを今からお伝えします。
必要道具の購入
そこで、悩んでいる時間がもったいなかったので、必要工具は即買いで揃えようと決めました。
ただ、すべて、新品で購入するとなかなかの金額になります。
ほんと数万すぐ飛んでいきますから。
そこで、強い味方、メルカリで中古品を探し出し、見つけ次第ぽちっと購入ボタンをおしていました。
今思えば即決がよかったですね。
部品や工具を一つずつそろえている時間がもったいないし、さっさと工具を触って電線を切ったりつなげたり、複線図を書く練習に時間を割くことが重要でした。
もちろんネット購入もできます。
*年度によって練習用電線は変更の可能性があるのでしっかり確認して購入を検討してください。
複線図の練習
工具・電線などの部品がそろえば、次に複線図を書きまくりました。
候補問題は第二種では13問用意されていて、僕はざっと1問30回ずつぐらい書いたと思います。
なんなら複線図が命で、これが書ければ安心して作業ができます。
逆に複線図が書けなければ、設計図がないので何をどれだけ切ってつないでが出来なくなります。
実際の試験では、複線図を書かずにすぐに電線を切り始める強者もいます。
しかし、それってやっぱり王道ではないんです。
初心者は初心者らしく基本に忠実に、複線図という設計図をしっかり準備して、望んでもらいたいです。
試験時間40分の中の複線図を書く時間は多く取られると思うかもしれませんが、
急がば回れ!
複線図がある安心感は大きいです。
しつこいようですが、独学初心者は複線図を書きまくってください。
筆記が合格し、技能までの1か月、1日5問ずつ書いたら150回は複線図の練習ができたことになります。
これは1問10回ぐらい反復できているので、頭に叩き込まれることでしょう。
YouTubeで繰り返しイメージトレーニング
次に複線図が書けるようななったらYouTubeを繰り返し見ました。
電線などの部材は限りがあるので、YouTubeでイメージトレーニングを行いました。
最後に実際に作ってみる
筆記試験後、その日に大体速報が出るので合格しているか分かります。
ちなみに、筆記試験の合格点は60点以上で、試験問題は持ち帰れるので、自分がどれをマークシートしたのかメモして帰りましょう。
合格していることが確信できれば、約2か月間技能試験に備えることができます。
僕は土日が休日になるので、平日にYouTubeを見て複線図を書き、
休日に候補問題を実際に作成するようにしました。
これが実際作ってみるとイメージトレーニング通りいかない部分が出てきます。
ただ、実際に作るとやはり体が覚えて忘れないようになります。
やはり、自分一周は候補問題を作成することを強くおすすめします。
僕はこの手順で初心者・独学・勉強期間3か月で一発合格ができました。
まとめ
もう一度まとめると、
ポイント
①必要道具はさっさとそろえる。
②複線図を書きまくる。
③YouTubeでイメージトレーニングを繰りかえす。
④候補問題は最低1周実際に作ってみる。
この4点をしっかりこなすことができれば合格が見えるはずです。
やはり初心者がカンタンには合格できるほど甘くはないと思います。
けれど、コツコツと正しい努力をすれば必ず合格できるです。
工具をあまり触ったことがない僕ができたんです。
頑張ってくださいね。