
何かいい方法はありませんか?
このようなお悩みにお答えします。
こんにちはロンピー(@ronpeee0809)です。

VBA以外にも日々の業務で役に立ったExcel機能を紹介します。
Excelで以下のような使い方をしていませんか?
困った使い方
・列の非表示
・セル結合
・スペースで体裁を調整
このような使い方は、データを加工したり確認したりする際に、大変な被害をもたらす恐れがあります。
今回は妥協案と共に、被害者が拡大しないように一緒に確認していきましょう。
列の非表示
列の非表示はデータの列が多く、確認したい列だけ見るときには便利ではあります。
しかし、普段から列が隠れているとデータのコピーなどで思わぬトラブルに合うかもしれません。
非表示後・・・
列の非表示の妥協案
どうしても列を隠したい場合には、「グループ化」を使うようにしましょう。
グループ化の仕方
- 非表示したい列を選択する。
- 「データ」タブ>「アウトライン」>「グループ化」
セル結合
セルの結合=2つ以上のセルを1つのセルにしてしまうことです。
例えば「A1」セルと「B1」セルを結合してしまうと、どちらも「A1」セルになってしまいます。
こうなると、「B1」セルは存在しないので、データの取得などが困難になります。
セル結合の妥協案
セルを結合しなくても、きれいに表示できる方法があります。
それが、書式設定の「選択範囲内で中央」です。
選択範囲内で中央の使い方
- 中央表示したいセル範囲を選択する。
- シート上で右クリックして「セルの書式設定」を選択する。⇒「Ctrl+1」でもOK!
- 「配置」の「横位置」から「選択範囲内で中央」を選択する。
上がセルを結合したもの。下が選択範囲内で中央のもの。
ぱっと見は同じように見えますね。
「セルを結合して中央揃え」の場合
「選択範囲内で中央」の場合
「選択範囲内で中央」の場合は見た目は結合のように見えますが、実際には「B7」のセルにのみ入力されています。
スペースでセルの体裁を調整
スペースキーを使ってセルの真ん中などに値を持ってくるのは、見た目はきれいかもしれません。
しかし、例えば「A」という文字がセルに入力していたとして、見た目は「A」しか入力されていないように見えても、
「□□□A」のようにスペース値のようにExcelは考えてしまいます。
スペースでセルの体裁を調整の妥協案
セルの体裁を整えるのにも上記と同じ場所にある「セルの書式設定」の「配置」を使うようにしましょう。
横位置・縦位置共に
ポイント
・左詰め(インデント)
・中央揃え
・右詰め(インデント)
など選べますので、キレイに整えられると思います。
下図では両方とも同じ表示に見えます。
スペースを使って中央に揃えてしまうと、文字の前にスペースが入ってしまうので、
セルを操作したいときに面倒なことになる可能性があります。
中央揃えを使うと見た目は真ん中に見えますが、スペースが入らずセル操作に支障がありません。
最後に
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また、ExcelVBAを独学するには書籍がたくさん発行されており、
どれを購入すればいいか迷うところです。
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