Excel便利ワザ

[Excel便利ワザ]やめてほしい!困ったエクセルルール3選[妥協案も教えます]

2022年6月30日

 

困ってます
Excelの社内ルールが甘く、困った使い方をしている人がいます。

何かいい方法はありませんか?

 

このようなお悩みにお答えします。

こんにちはロンピー(@ronpeee0809)です。

 

ロンピー
会社員をしながらExcelVBAを15年ほど使用しています。

VBA以外にも日々の業務で役に立ったExcel機能を紹介します。

 

Excelで以下のような使い方をしていませんか?

困った使い方

・列の非表示

・セル結合

・スペースで体裁を調整

このような使い方は、データを加工したり確認したりする際に、大変な被害をもたらす恐れがあります。

 

今回は妥協案と共に、被害者が拡大しないように一緒に確認していきましょう。

 

列の非表示

 

列の非表示はデータの列が多く、確認したい列だけ見るときには便利ではあります。

しかし、普段から列が隠れているとデータのコピーなどで思わぬトラブルに合うかもしれません。

 

非表示後・・・

 

 

列の非表示の妥協案

 

どうしても列を隠したい場合には、「グループ化」を使うようにしましょう。

グループ化の仕方

  1. 非表示したい列を選択する。
  2. 「データ」タブ>「アウトライン」>「グループ化」

 

 

 

 

 

 

セル結合

 

セルの結合2つ以上のセルを1つのセルにしてしまうことです

例えば「A1」セルと「B1」セルを結合してしまうと、どちらも「A1」セルになってしまいます。

こうなると、「B1」セルは存在しないので、データの取得などが困難になります。

 

セル結合の妥協案

セルを結合しなくても、きれいに表示できる方法があります。

それが、書式設定の「選択範囲内で中央」です。

選択範囲内で中央の使い方

  1. 中央表示したいセル範囲を選択する。
  2. シート上で右クリックして「セルの書式設定」を選択する。⇒「Ctrl+1」でもOK!
  3. 「配置」の「横位置」から「選択範囲内で中央」を選択する。

 

上がセルを結合したもの。下が選択範囲内で中央のもの。

ぱっと見は同じように見えますね。

 

 

「セルを結合して中央揃え」の場合

 

 

「選択範囲内で中央」の場合

 

「選択範囲内で中央」の場合は見た目は結合のように見えますが、実際には「B7」のセルにのみ入力されています

 

スペースでセルの体裁を調整

 

スペースキーを使ってセルの真ん中などに値を持ってくるのは、見た目はきれいかもしれません。

しかし、例えば「A」という文字がセルに入力していたとして、見た目は「A」しか入力されていないように見えても、

「□□□A」のようにスペース値のようにExcelは考えてしまいます。

 

 

スペースでセルの体裁を調整の妥協案

 

セルの体裁を整えるのにも上記と同じ場所にある「セルの書式設定」の「配置」を使うようにしましょう

 

横位置・縦位置共に

ポイント

・左詰め(インデント)

・中央揃え

・右詰め(インデント)

など選べますので、キレイに整えられると思います。

 

下図では両方とも同じ表示に見えます。

 

スペースを使って中央に揃えてしまうと、文字の前にスペースが入ってしまうので、

セルを操作したいときに面倒なことになる可能性があります。

 

 

 

中央揃えを使うと見た目は真ん中に見えますが、スペースが入らずセル操作に支障がありません。

 

 

最後に

 

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