Excel関数

[Excel関数]オートフィルター後の抽出範囲を合計したい[SUBTOTAL関数の使い方]

2022年6月18日

 

困ってます
Excel関数でSUM関数は選択範囲を合計できるけど、オートフィルター後の範囲だけを合計することはできないの?

 

こんにちはロンピー(@ronpeee0809)です。

 

ロンピー
ExcelVBA歴15年以上の経験を持つ筆者が、エクセルにある様々な機能から、実際に役立つ機能を紹介しています。

 

今回ご紹介するExcel関数は、集計する方法をいろいろ選び、集計値をもとめる「SUBTOTAL関数」を紹介します。

 

 

SUBTOTALを日本語に訳すと「小計」という意味で、一部の範囲を合算することです。

 

SUBTOTAL関数の式は

=SUBTOTAL(集計方法,参照1,(参照2),・・・)

 

 

集計方法は下記の表より目的に合う数字を記入します。

 

集計方法 集計の種類 類似関数
1か101 平均値 AVERAGE
2か202 数値の個数 COUNT
3か303 データの個数 COUNTA
4か404 最大値 MAX
5か505 最小値 MIN
6か606 PRODUCT
7か707 不偏標準偏差 STDEV.S
8か808 標本標準偏差 STDEV.P
9か909 合計値 SUM
10か110 不偏分散 VAR.S
11か111 標準分散 VAR.P

 

注意点としては、

「1から11」⇒非表示にしている値を含める。

「101から111」非表示にしている値を含まない。

というルールがあります。

 

それではSUBTOTAL関数を使用して、表の合計値を求めてみましょう。

 

SUBTOTAL関数の使い方①

 

各小計に今回は合計をしたいので、集計方法は「9」を選択します。

参照1は合計したい範囲を選択します。

 

 

これで、各小計が求められました。

 

次に各合計のセルにSUBTOTAL関数を入力しましょう。

 

この場合の参照1は4~19行目すべてを選択しても問題ありません

すでに小計をSUBTOTAL関数で求めているので、合計には反映されないのです!

普通SUM関数を使用して、4~19行目まで選択してしまうと小計まで合計してしまいますよね。

これがSUBTOTAL関数の便利な点だといえます。

 

 

SUBTOTAL関数の使い方②

 

次に、タイトルにもあるようにオートフィルターをかけた場合の便利な使い方です。

 

 

 

オートフィルターを使い7月分の入出庫を表示しました。

合計の値が抽出された範囲の合計になったいるのがお分かりいただけますか?

SUM関数だと、合計に変化はありません

 

このようにSUBTOTAL関数を使用すれば、自分の知りたい範囲の集計値がカンタンに求めることができます。

 

最後に

 

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