
こんにちはロンピー(@ronpeee0809)です。

今回ご紹介するExcel関数は、集計する方法をいろいろ選び、集計値をもとめる「SUBTOTAL関数」を紹介します。
こんにちは。
エクセル関数でSUBTOTAL関数の使い方
範囲の合計はSUM関数が有名。
ただ、オートフィルターをかけた時に抽出した範囲の合計を知りたいのに非表示の範囲も合計される。そんな時にSUBTOTAL関数なら抽出後の範囲だけ合計できる。
— ロンピー@Excel VBAと雑記ブログ (@ronpeee0809) June 16, 2022
SUBTOTALを日本語に訳すと「小計」という意味で、一部の範囲を合算することです。
SUBTOTAL関数の式は
=SUBTOTAL(集計方法,参照1,(参照2),・・・)
集計方法は下記の表より目的に合う数字を記入します。
集計方法 | 集計の種類 | 類似関数 |
---|---|---|
1か101 | 平均値 | AVERAGE |
2か202 | 数値の個数 | COUNT |
3か303 | データの個数 | COUNTA |
4か404 | 最大値 | MAX |
5か505 | 最小値 | MIN |
6か606 | 積 | PRODUCT |
7か707 | 不偏標準偏差 | STDEV.S |
8か808 | 標本標準偏差 | STDEV.P |
9か909 | 合計値 | SUM |
10か110 | 不偏分散 | VAR.S |
11か111 | 標準分散 | VAR.P |
注意点としては、
「1から11」⇒非表示にしている値を含める。
「101から111」非表示にしている値を含まない。
というルールがあります。
それではSUBTOTAL関数を使用して、表の合計値を求めてみましょう。
SUBTOTAL関数の使い方①
各小計に今回は合計をしたいので、集計方法は「9」を選択します。
参照1は合計したい範囲を選択します。
これで、各小計が求められました。
次に各合計のセルにSUBTOTAL関数を入力しましょう。
この場合の参照1は4~19行目すべてを選択しても問題ありません。
すでに小計をSUBTOTAL関数で求めているので、合計には反映されないのです!
普通SUM関数を使用して、4~19行目まで選択してしまうと小計まで合計してしまいますよね。
これがSUBTOTAL関数の便利な点だといえます。
SUBTOTAL関数の使い方②
次に、タイトルにもあるようにオートフィルターをかけた場合の便利な使い方です。
オートフィルターを使い7月分の入出庫を表示しました。
合計の値が抽出された範囲の合計になったいるのがお分かりいただけますか?
SUM関数だと、合計に変化はありません。
このようにSUBTOTAL関数を使用すれば、自分の知りたい範囲の集計値がカンタンに求めることができます。
最後に
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