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[Excel VBA] VBEエディターを自分好みに変更しよう[作業効率アップ]

2022年6月11日

 

 

こんにちはロンピーです。

ロンピー
VBA歴15年、日々業務改善を行っている私が、実際に作業してよかったVBA知識を紹介しています。

 

今回は意外と知られていないVBEエディターの設定を変更する方法。

 

カンタンな設定を1回しておくだけで、作業効率が格段にあがるはずです。

 

特に的をしぼって、

・エディターの背景色を変更する。

・変数宣言を強制する。

・自動構文チェックを外す。

 

の3点をお伝えしていきます。

 

 

 

 

エディターの背景色を変更

 

本題に入る前に、VBEエディターの起動方法はこちらを参考にして下さい。

 

初期設定では、白の背景色に黒文字ですよね。

ブレイクポイントは赤色。ブックマークは水色。ステップインは黄色。

と、当たり前のように使用しているはずです。

 

この設定を変更することができます。

 

例えば、背景色が白色だと長時間の作業で目が疲れるといわれています。

これを、背景色を黒色にして、文字を白にするだけで目への負担が軽減できます。

 

エディターの背景色を変更する方法

 

1.VBEエディターの「ツール」タブ>「オプション」>「エディターの設定」を開く。

2.コードの表示色から「標準コード」・「キーワード」・「識別子」の前景を自動⇒白 背景を自動⇒黒に変更する。

3.「OK」ボタンを押す。

 

(変更前)

 

(変更後)

 

これで、設定完了です。

文字が白で、背景色が黒なのも目にかかる負担は楽なのですが、私は背景色だけグレーに変更するのがおすすめです。

いろいろご自分に合った色の組み合わせを楽しんで下さい。

 

少し余談ですが、「エディターの設定」にはフォントの変更も行えます。

游ゴシックMedium(日本語)のフォントが少し丸みがあり見やすいのでおすすめです。

 

 

 

 

変数宣言を強制する。

 

もしかしたら、いつもエディターの最初に「Option Explicit」という文字を見たことがあるかもしれません。

でも、これが何か知らずにVBAコードを記述している方もいるのではないでしょうか。

実は、「Option Explicit」には重要な役目があり、それが変数宣言の強制になります。

 

変数宣言の強制を設定しておけば、もし間違った記述を行っていても、

「変数が定義されておりません」のエラーメッセージを表示してくれるため安心です。

 

変数宣言を強制する方法

 

上記と同じようにVBEエディターの「ツール」タブ>「オプション」>「編集」を開き、

コードの設定」の「変数の宣言を強制する」にチェックを入れます。

 

 

これで、モジュールを作成するたびに自動で「Option Explicit」の文字が入ります。

1点注意としては、過去に記述したモジュールには反映されないので、その場合は手動で入力をして下さいね。

 

 

自動構文チェックを外す。

 

自動構文チェックとは、もし記述した構文に問題があればエラーのメッセージボックスを表示する機能です。

 

大変ありがたい機能ではあるのですが、慣れてくるといちいちメッセージボックスが出されるのがストレスになります。

しかも、構文に問題があれば、文字が赤色になる為、明らかに問題があることは分かります

なので、自動構文チェックは外しておいた方がおすすめです。

 

自動構文チェックを外す方法

 

こちらも上記と同じく、VBEエディターの「ツール」タブ>「オプション」>「編集」

のを開き、「コードの設定」の「自動構文チェック」のチェック欄を外します。

 

まとめ

 

どうだったでしょうか?

 

もし今回の設定方法を初めて知った方がいらしゃったら、いろいろ自分好みに設定変更を楽しんで下さい。

きっと、VBAコードを書くのが楽しくなると思います。

 

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