Excel VBA

[ExcelVBA] シートの追加と削除方法[Add・Deleteメソッド]

2020年3月28日

 

本記事はエクセル2019で動作確認を行っています。

 

困ってます
ExcelVBAを使用してシートの追加や削除をする方法を教えて下さい。

 

本記事では

Addメソッド

Deleteメソッド

を使用してワークシートの追加と削除をする方法をご紹介します。

 

ワークシートの追加や削除ができれば、コードの流れの中で計算したり作業するだけのシートを作ることができ便利ですよ。

 

シートの追加

 

(式)

オブジェクト.Add 引数

 

シートの追加にはAddメソッドを使用します。

 

<引数>

Before

指定したシートの前に新しいシートが追加されます。

After

指定したシートの後に新しいシートが追加されます。

Count

カウント数を指定することで、指定したシート数を追加することができます。

省略された場合は、1つシートが追加されます。

 

メモ

BeforeとAfterの引数も省略可能です。

その場合、アクティブになっているシートの前に新しいシートが追加されます。

 

(例)

「2019年度」のシートの後ろに「2020年度」と「計算シート」のシートを追加します。

その後で「計算シート」のシートを削除していきます。

 

Sub シートの追加()

 Worksheets.Add After:=Worksheets(“2019年度”),Count:=2
 Worksheets(2).Name=”2020年度”
 Worksheets(3).Name=”計算シート”

End Sub

 

Nameプロパティを使用してシートの名前を変更することが可能です。

計算シートのような後で削除するようなシートは名前を変更しなくてもOKです。

 

 

シートの削除

 

(式)

オブジェクト.Delete

 

シートの削除にはDeleteメソッドを使用します。

 

Sub シートの削除()

 Application.DisplayAlerts=False

 Worksheets(“計算シート”).Delete

 Application.DisplayAlerts=True

End Sub

 

Deleteメソッドを使用すると、エクセルでは本当に削除していいか確認メッセージが表示されます。

確認メッセージが必要なければ、DisplayAlertsプロパティを使用して一度非表示にします。

行いたい処理後に再度表示する設定に戻すことで確認メッセージでVBAの動きを止められることなく処理が行えます。

 

今回はシートの追加と削除の方法をご紹介しました。

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

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