Excel VBA

[ExcelVBA] ブックの保存[Saveメソッド]

2020年3月25日

 

本記事はエクセル2019で動作確認を行っています。

 

困ってます
ExcelVBAを使用したブックの保存方法を知りたいのですが?

 

本記事はこのような疑問にお答えします。

 

ブックの保存には

Saveメソッド

SaveAsメソッド

SaveCopyAsメソッド

を使用します。

 

1つずつ見ていきましょう。

 

ブックの上書き保存

 

アクティブになっているブックを上書き保存するにはSaveメソッドを使用します。

 

(式)

オブジェクト.Save

 

ブックが初めて保存される場合は、カレントフォルダの中に仮の名前で保存されるので気をつけましょう。

例えば「Book1」のような表記です。

できるだけ初めて保存する場合は、ブックに名前を付けて保存する方法がいいかもしれませんね。

 

 

ブックに名前を付けて保存

 

ブックに名前を付けて保存する場合は、SaveAsメソッドを使用します。

 

(式)

オブジェクト.SaveAs 引数

 

引数にブックの保存先やフォルダ名を指定するようにしましょう。

 

<引数>

記述方法は、「引数:=”〇〇”」と書きます。

 

FileName

ファイル名をしてします。

 

FileFormat

ファイルのフォーマットを指定します。

拡張子 記述方法
.xlsx xlOpenXMLWorkbook
.xlsm xlOpenXMLWorkbookMacroEnabled
.txt xlText
.csv xlCSV

 

Password

読み取りパスワードを指定します。

 

WriteResPassword

書き込みパスワードを指定します。

 

保存したときに、すでに同じ名前のブックが存在すると確認メッセージが表示されます。

「はい」ボタンをクリックすると上書き保存されますが、「いいえ」ボタンを押すとデバッグが出てしまいます。

ファイル名は重複しないように気をつけましょう。

 

ブックのコピーを保存

 

ブックのコピーを保存するにはSaveCopyAsメソッドを使用します。

 

(式)

オブジェクト.SaveCopyAs 引数

 

<引数>

FileName

ファイル名を指定する。

 

今回はブックの保存方法について見てきました。

ブックに関する内容は以下を参考にして下さい。

>>ブック指定の方法

>>ブックを開く・閉じる

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

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