こんにちはロンピーです。
私が普段実務でVBAを使っていて、「これはよく出てくるコードだな。」と気づくことがあります。
本サイトは、できるだけシンプルなVBAを心がけるようにしていますので、
参考にしていただけるとうれしいです。
今回は、このようなシチュエーションです。
はてな
セルに値を入力していきたいけど、以前のデータが残っていることがあるので先に消しておきたい。
このような時はClearやClearContentsといったメソッドを使いませんか。
これでもいいんですよ。
でも、もしセルに何かしらの書式設定が行われていると、Clearメソッドは書式設定が初期化されてしまいます。
*ClearContentsは値や数値のみをクリアします。
そんな問題を解消するのが、
ポイント
空欄の文字列をセルに入力する。
です。
空欄の文字列とは、「” ”」(スペースをダブルクォーテーションで囲む)のことです。
こうすることで、セルには空白が入力され、結果として見た目はセルがクリアされたように見えます。
使い方によってはClearメソッドより、こちらの方が実用的なこともあるので覚えておいてください。
Sub セルのクリア 'セルの内容をすべてクリア Worksheets("Sheet1").Range("A1").Clear '空白を代入することで、クリアしたように見える。 Worksheets("Sheet1").Range("A1").value=" " End Sub