Excel VBA

[ExcelVBA]セルの消去は空白文字を使うと便利

2021年1月22日

 

こんにちはロンピーです。

 

私が普段実務でVBAを使っていて、「これはよく出てくるコードだな。」と気づくことがあります。

本サイトは、できるだけシンプルなVBAを心がけるようにしていますので、

参考にしていただけるとうれしいです。

 

 

今回は、このようなシチュエーションです。

 

はてな

セルに値を入力していきたいけど、以前のデータが残っていることがあるので先に消しておきたい。

 

このような時はClearやClearContentsといったメソッドを使いませんか

>>Clearメソッドはこちら

 

これでもいいんですよ。

でも、もしセルに何かしらの書式設定が行われていると、Clearメソッドは書式設定が初期化されてしまいます。

*ClearContentsは値や数値のみをクリアします。

 

そんな問題を解消するのが、

ポイント

空欄の文字列をセルに入力する。

です。

 

空欄の文字列とは、「”  ”」(スペースをダブルクォーテーションで囲む)のことです。

こうすることで、セルには空白が入力され、結果として見た目はセルがクリアされたように見えます。

使い方によってはClearメソッドより、こちらの方が実用的なこともあるので覚えておいてください。

 

Sub セルのクリア
   
   'セルの内容をすべてクリア
   Worksheets("Sheet1").Range("A1").Clear

  '空白を代入することで、クリアしたように見える。
  Worksheets("Sheet1").Range("A1").value=" "

End Sub

 

 

 

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