本記事はエクセル2019で動作確認を行っています。

本記事ではこのような疑問にお答えします。
これからVBAを学ぶ方がスムーズに学習を進められる手助けをしていきます。

セルの色や文字の色は、Excel2003までは56色でしたが、Excel2007以降は1600万色となりました。
どんな色もお好みで設定できるようになりましたよね。
本記事は
1.色の設定のプロパティを知る。
2.色見本から希望の色を探す。
3.コードを書く。
という流れで色の設定方法を理解できるように構成します。
事前知識としてRGBについて知っておきましょう。
RGBとは
R→RED
G→GREEN
B→BLUE
の頭文字をとったもの。
3つの原色の組み合わせで様々な色を表現することが可能になる。
1.色の設定のプロパティを知る。
色の設定にはColorプロパティを使用します。
セルの色を変更したい場合
(式)
オブジェクト.Interior.Color=RGB(〇,〇,〇)
InteriorオブジェクトのColorプロパティを使用します。
RGB(〇,〇,〇)の各〇には必要な数字を入れていきます。
文字の色を変更したい場合
(式)
オブジェクト.Font.Color =RGB(〇,〇,〇)
FontオブジェクトのColorプロパティを使用します。
RGB(〇,〇,〇)の各〇には必要な数字を入れていきます。
メモ
Colorプロパティの他にColorIndexプロパティも存在します。
ColorIndexプロパティは色の表現の種類が少ないので、本記事ではColorプロパティを解説します。
2.色見本から希望の色を探す。
希望の色は下記の「WEBカラーリファレンス」を参考にして下さい。
さすがに1600万色もないですが、希望に近い色は見つかると思います。
色の横に上からカラーネーム・16進法・RGBの順で並んでいます。
RGBの3つの数字を先ほどの式の〇に当てはめましょう。
3.コードを書く。
Sub 色の変更() Range("A1").Interior.Color = RGB(135, 206, 250) Range("A3").Font.Color = RGB(255, 20, 147) End Sub
(実行結果)
まとめ
今回はセルの背景色や文字の色を変更する方法を紹介しました。
エクセルのセルの書式設定には他にも、
の設定を行うことができます。
こちらもご参考に。
最後まで目を通していただきありがとうございます。