Excel VBA

[ExcelVBA] セルの書式設定[塗りつぶし]

2020年3月18日

本記事はエクセル2019で動作確認を行っています。

 

 

困ってます
セルの背景色や文字の色をVBAを使って変更したいです。

 

本記事ではこのような疑問にお答えします。

 

サイト運営者であるロンピー(@ronpeee0809)はExcelVBAを使用して10年以上会社部内の業務改善を行っています。

これからVBAを学ぶ方がスムーズに学習を進められる手助けをしていきます。

ロンピー

 

セルの色や文字の色は、Excel2003までは56色でしたが、Excel2007以降は1600万色となりました。

どんな色もお好みで設定できるようになりましたよね。

 

本記事は

1.色の設定のプロパティを知る。

2.色見本から希望の色を探す。

3.コードを書く。

という流れで色の設定方法を理解できるように構成します。

 

事前知識としてRGBについて知っておきましょう。

RGBとは

R→RED

G→GREEN

B→BLUE

の頭文字をとったもの。

3つの原色の組み合わせで様々な色を表現することが可能になる。

 

1.色の設定のプロパティを知る。

 

色の設定にはColorプロパティを使用します。

 

セルの色を変更したい場合

 

(式)

オブジェクト.Interior.Color=RGB(〇,〇,〇)

 

InteriorオブジェクトのColorプロパティを使用します。

RGB(〇,〇,〇)の各〇には必要な数字を入れていきます。

 

 

文字の色を変更したい場合

 

(式)

オブジェクト.Font.Color =RGB(〇,〇,〇)

 

FontオブジェクトのColorプロパティを使用します。

RGB(〇,〇,〇)の各〇には必要な数字を入れていきます。

 

メモ

Colorプロパティの他にColorIndexプロパティも存在します。

ColorIndexプロパティは色の表現の種類が少ないので、本記事ではColorプロパティを解説します。

 

2.色見本から希望の色を探す。

 

希望の色は下記の「WEBカラーリファレンス」を参考にして下さい。

>>「WEBカラーリファレンス」はこちら

さすがに1600万色もないですが、希望に近い色は見つかると思います。

色の横に上からカラーネーム・16進法・RGBの順で並んでいます。

RGBの3つの数字を先ほどの式の〇に当てはめましょう。

 

3.コードを書く。

 

Sub 色の変更()

 Range("A1").Interior.Color = RGB(135, 206, 250)
 Range("A3").Font.Color = RGB(255, 20, 147)

End Sub

(実行結果)

 

 

まとめ

 

今回はセルの背景色や文字の色を変更する方法を紹介しました。

エクセルのセルの書式設定には他にも、

の設定を行うことができます。

こちらもご参考に。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

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