こんにちはロンピー(@ronpeee0809)です。
本サイト運営者ロンピーのご紹介
・化粧品会社に勤務しながら、事務の業務改善としてExcelVBAを使用しています。
・VBA歴は15年ほどになり、社内システムを多数作成しています。
・効率化できた時間はもう計算ができません。
・VBA講師ではなく、実践の現場にて日々改善活動を行っているVBAerです。
そんなロンピーが、VBAをオンラインで学習する方法を考えまとめました。

とにかくすぐに結論を教えてほしい方へ
目次
そもそもVBAとは
ExcelVBAとはVisual Basic for Applicationsの頭文字をとったマイクロソフト社製のエクセルに搭載されているプログラミング言語です。
特徴としては、エクセルのみに使用できる拡張機能です。
現在様々なプログラミング言語があり、ExcelVBAを学ぶ方は現状あまり多くありません。
しかし、実際には企業でエクセルは数多く導入されております。
今後もVBAが業務改善に役立つ可能性は大いにあると考えます。
VBAは独学が可能か
結論をまず言ってしまうと、「可能」です。
私自身、本での独学で今では社内にシステムの部下をかかえるまでになりました。
ただし、もちろん現実はカンタンにはいきません。
私が独学で学習してきて振り返った時に、重要に感じた点を挙げておきます。
基本を叩き込む
当たり前のことで、有益に感じない方がいたらごめんなさい。
でも、結局これです。
基本がまず頭に入っていないと、これからいろんなコードに出会っても理解ができません。
例えば基本文法として、
オブジェクト.メソッド
オブジェクトとは対象のモノです。
メソッドとは方法です。
つまり、この文法は「対象のモノをどうするか。」という基本的な文法です。
これを実際に記述すると、
①Worksheets("Sheet1").Select ⇒Sheet1のシートを選択する。
②Range(“A1”).Copy ⇒A1のセルをコピーする。
のように書くことができます。
オブジェクト.メソッド
の書き方でさまざまな動作を行うことができます。
必ず基本をまずおさえることです。
学習を進めれば進めるほど、基本の大切さを後で気づくはずです。
とにかく手を動かす
学習方法が本であろうが、オンラインであろうが、直接誰かに教えてもらおうが、
その学んだことを、手を動かし自分でVBAを記述するようにしましょう。
作業量がVBAを理解する一番の近道です。
聞いただけでは分かった気にはなります。
でも、これから学習をしようと考えている皆さんは、業務改善を自分自身の手で行いたいはずです。
それなら分かった気ではなく、実際に記述して理解する必要があります。
ググる力を鍛える
上記2点ができれば、ググる力をつけましょう。
つまり、Googleで検索する力をつけて下さい。
ネットの世界にはすばらしいVBAコードがあふれています。
基本文法を理解し、自分で記述をすることができれば問題解決ができます。
ただ、注意点があります。
他人のVBAコードを何となくコピーすることは危険です。
とりあえずのコピーで、とりあえず動くこともあるでしょう。
ただ、そういったVBAコードが蔓延すると、メンテナンスが大変で痛い目を見ることになります。
やはり基本をおさえた上で自分流にアレンジできる。
この力がつけば、りっぱなVBAerになれることでしょう。
オンラインのメリット
それでは、オンライン学習をするメリットを考えましょう。
時間・場所を選ばない
インターネットにつながる環境であれば、どこにいても学習することができます。
通勤時間や休み時間を有効活用して、学習することもできます。
視覚的に分かりやすい
オンラインでVBAを学習することのメリットは、なんといっても映像なので分かりやすいことです。
エクセルの動きが理解しやすいですよね。
分からないところの質問ができる
有料でオンラインスクールなどに登録すると、質問ができたりします。
やはり初めは分からないところが出てくるので、メンターとなる人物がいることはとても心強いです。
ただ、本サイトでは有料のオンラインスクールは、高額のわりに費用対効果が得られないのでおすすめしていません。
まず自分で考える。
ある程度自分で指針を出して質問してみる。
違ったところを確認する。
再度自分で考え修正する。
このPDCAを繰りかえすことで、学んだことが血肉となっていくはずです。
オンラインのデメリット
オンライン学習のデメリットも見ていきましょう。
スピードが速い
映像で流れていくので、理解する前に映像が進んでしまうことがあります。
巻き戻しをして、また見直すという手間が考えられます。
その点書籍などは理解ができれば次に進めます。
有料になることがある
学習することなので、ある程度の出費をしてリスクを取らないとなかなかVBAを使いこなすことはできません。
ただ、しっかり自分にあった学習方法を見極目ることができれば、高額の授業料を払わなくて済むかもしれません。
手書き作業がしづらい
学習の重要性に挙げた「とにかく手を動かす」が行いにくくなります。
受け身の学習にならないように、学習した内容は必ずご自身の手でVBAを記述するようにしましょう。
おすすめオンライン4選
正直オンラインの大抵の有料スクールは、コスパが悪すぎるので今回扱いません。
もしかしたらすばらしいスクールもあるのかもしれませんが、私は見つけることができませんでした。
数万円の費用に対して教えている内容が伴っていないです。
私自身がまた初心者にもどったとしたら選ぶであろう学習方法3選です。
YouTube
Youtubeには有益な情報があふれています。
無料かつ情報量が多く、私がVBAをはじめた頃にYoutubeがあったらなとよく思います。
Youtubeので「VBA」と検索するだけでも、無料で情報を得ることができます。
ただ何度も言うようですが、見て満足するのではなく自分で記述することが重要ですね。
ドットインストール
ドットインストールはプログラミングを独学する方には有名なサイトですね。
HTMLやCSSなどWEBプログラミングを学習するのに使用する方も多いです。
1つの動画が2~3分程度で短く、集中してみることができます。
そんなドットインストールにも、ExcelVBAの講座が存在します。
全19回なので、1つ3分としても1時間ほどでざっと全体像を学習できます。
ただ、少し基本が少なくは感じます。
Udemy
有料テーマになります。
Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。
プログラム言語のジャンルが豊富で、VBAももちろん講座が準備されています。
また、1講座当たり数千円で実践的なスキルアップが望めると思います。
講座を1度購入すれば視聴期間などはなく受講でき、30日返金保証もあります。
講師の方に直接掲示板から質問もできるのはメリットですね。
初心者の方へおすすめ
- Udemy.のサイトに移ると、検索窓に「VBA」で検索を行います。
- 「ここから始める!本気でExcelマクロ(VBA)を学びたい人のための基礎講座[超入門編]」を選択
1st-step
もう一つ有料テーマを。
金額はそこそこしますので、是非ともとはおすすめしておりませんが、
自分で学習するのはどうしても向いていなかったり、
教えてもらうことで安心できる場合は、選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
無料カウンセリングも行われているので、とりあえず前進するためにも、
相談することはありかもしれません。
ExelVBA入門[完全初心者も30日で基本をマスター]
1つを10分程度で読むことができるので、参考にしてもらえると幸いです。
まとめ
ExcelVBAのオンライン学習方法について説明してきました。
みなさんがどの学習方法を選ばれるにせよ、私から伝えたいことは1つです。
基本を忘れず、ご自身の手を動かし苦労してください。
近道はありません。
努力を継続することしかないと私は信じています。
えらそうに感じたらごめんなさい。
ただ、これが15年続けてきた本心です。
最後まで目を通していただきありがとうございました。