本記事はエクセル2019で動作確認を行っています。

本記事はこのような疑問にお答えします。
ブックを開く
ブックを開くにはOpenメソッドを使用します。
(式)
オブジェクト.Open 引数
引数でファイル名や開き方などを指定します。
書き方は
引数:=設定値
となります。
代表的な引数を取り上げます。
<引数>
FileName
ファイル名を指定します。
「”(ダブルクォーテーション)」でファイル名を囲ってください。
なお、パス名を省略(“Book1.xlsm”だけ表示のような場合)するとカレントフォルダを指定したこととみなします。
カレントフォルダ内にブックが存在していれば、そのブックが開かれます。
UpDateLinks
リンクの更新方法を指定します。
省略すると確認メッセージが出てしまうので設定することをおすすめします。
内容 | 設定値 |
---|---|
更新方法を指定 | 1 |
更新しない | 2 |
更新する | 3 |
ReadOnly
読み取り専用で開きたいときはTrueを指定します。
Password
パスワード設定されている場合は、指定します。
WriteResPassword
書き込みパスワードが設定されている場合は、指定します。
Subブックを開く() Workbooks.Open _ FileName:=”C:\Users\Sample\SampleBook1.xlsm” _ ReadOnly:=True End Sub
ブックを閉じる
ブックを閉じるにはCloseメソッドを使用します。
(式)
オブジェクト.Close 引数
<引数>
SaveChanges
ブックの変更内容を保存するか否かを指定します。
保存する場合はTrueを指定します。
ブックがまだ保存されていなければ、引数FileNameで指定した名前を保存します。
保存しない場合はFalseを指定します。
引数を省略した場合は、確認メッセージが表示されます。
FileName
ブックがまだ保存されていない場合のファイル名を指定します。
今回はブックの開き方・閉じ方を見てきました。
ブックに関する内容は以下もご参考ください。
最後まで目を通していただきありがとうございます。