本サイトの解説はエクセル2019を使用しています。

本記事はこのような疑問におこたえします。
こんにちは、ロンピー(@ronpeee0809)です。

経験は15年以上になり、時間効率化した時間は測定不能です。
本サイトでは、実務で使える方法を自分の経験と照らして解説しています。
この記事を読むと
・マクロのセキュリティ設定方法
・信頼できるブックは信頼できる場所に保存
の方法が分かります。
マクロは場合によってはウイルスに感染することもあるので、セキュリティの設定を知っておくことは大切です。
だからといって、これから ExcelVBAを使うか悩んでいる人はそこまで怖いものだと思わないでください。
セキュリティの設定方法
Excel VBAのセキュリティの基本は
あぶなそうなマクロを含むエクセルデータはひらかない!
これに限ります。
それでは早速セキュリティ設定の手順をみていきます。
すると、このような画面になります。
マクロの設定は4種類準備されています。
ここでは、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」
を選び、「OK」ボタンをクリックしてください。
かんたんに設定が完了しました。
次からマクロを含むブックを開いたときは、セキュリティの警告が表示されます。
「コンテンツの有効化」をクリックすると、メッセージバーは消え、マクロが有効になります。
もちろん有効化しなければ、マクロは無効のままシート操作が可能になります。
信頼できるブックは信頼できる場所に保存
ネットでダウンロードしたり、他者から受け取ったマクロを含むブックにはセキュリティが必要です。
しかし、毎日の業務で使うブックに毎回警告文がでるのは結構なストレスですよね。
ここでは常にマクロを有効にする方法を解説します。
確実に信頼できるものは「信頼できる場所」に保存してしまいましょう。
手順は
1.「開発」タブ>「マクロのセキュリティ」>「信頼できる場所」へ
2.「新しい場所の追加」ボタンをクリック
3.「参照」ボタンをクリック
4.指定するフォルダを選び「OK」をクリック
5.パスが指定したフォルダであることを確認し、「OK」ボタンをクリック
※この時、指定フォルダに含まれる下位のフォルダも信頼できるときは、「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れましょう。
これで、指定したフォルダ内のマクロを含むブックは信頼できるブックになりました。
指定フォルダの変更や削除はおなじく、
「開発」タブ>「マクロのセキュリティ」>「信頼できる場所」に「削除」と「変更」が用意されています。
保護ビューも活用しよう
危険性のあるファイルについて警告をださずに制限モードでブックを開きます。
インターネットでダウンロードしたマクロを含むブック
メールで送られてきたマクロを含むブック
このようなブックについて保護ビューモードでブックを開きます。
手順は
1.「開発」タブ>「マクロのセキュリティ」>「保護ビュー」
2.下記のようにチェックを入れる。
するとこのようなメッセージが表示されます。
信頼できないマクロを含むブックならば、保護ビューモードのままデータを見るようにしましょう。
まとめ:Excel VBAを安全につかう
ここまで、マクロのセキュリティ設定方法を見てきました。
まとめると
信頼できないブックはひらかない。
警告文を出すようにしてひらくか判断
信頼できるブックは信頼できるフォルダに保存
になります。
安心快適にエクセルのマクロを使用していきましょう。